クローンして実行する
リポジトリをgit
でクローンして実行することができます。
必要な環境
このボットをクローンして実行するには、以下の要件が必要です。
情報
ボットのバージョンによって、必要な環境は異なります。このページではv3.x系で必要になる環境を解説しています。v2.x系での実行環境については、v2
ブランチのREADMEを参照してください。
必須な環境
- Node.js v12以上v18以下がサポートされていて、インストールされていること
npm
が利用できること。ffmpeg
が利用できること。git
が利用できること。
メモ
ffmpeg
は、インストール時にnpm
が自動的にダウンロードするため、事前にダウンロードしたり、パスを通したりする必要はありませんが、一部の環境ではこれが利用できない場合があります。その際には、後述の手順で、npm install
したときに、その旨の表示がされます。この場合、自分で別途ffmpegをインストールする必要があります。- 手動でインストールする場合、一部の
ffmpeg
のバージョンは対応していない可能性があるため、最新版を推奨します。 npm
でffmpeg
が利用できる場合、そちらを優先して使用します。
推奨事項
- Puthon2.xまたはPython3.xがインストールされていること。
- Unix系の環境であれば、
nscd
がインストールされ、サービスが稼働していること。
メモ
nscd
は、apt
でインストールできます
注意
- Cloudflare WARPなどが設定されているとうまく動かないことがあるみたいなので、動作しないようであれば設定を解除してください。
設定の手順
1. クローン
インストールしたいディレクトリへ移動し以下を実行します
# リポジトリをクローン
git clone https://github.com/mtripg6666tdr/Discord-SimpleMusicBot.git
# カレントディレクトリ移動
cd Discord-SimpleMusicBot
masterブランチは開発用のブランチでもあり、未修正のバグが含まれている可能性があるため、最新のバージョンを指定することをお勧めします。 例えば、v3.4.0を使用する場合、以下のようにします。
git reset --hard v3.4.0
以下のコマンドで、依存関係のパッケージをインストールします。
# 必須パッケージインストール
npm install
2. ボットの設定
ボットを実行するには、ボットのトークンを含む各種設定が必要です。「ボットの設定について」を参考に、設定を行ってください。.env
ファイルやconfig.json
ファイルは、package.json
と同じフォルダに配置します。
3. トランスパイル&実行
以下のコマンドを実行します。
# トランスパイル
npm run build
# 実行
npm run onlystart
Tips
トランスパイルと実行は一括して次のコマンドで行うこともできます。
npm run start
次回から起動する際は、npm run onlystart
だけで起動することができます。
なお、スラッシュコマンドは、起動時に自動的に追加されるようになりました。スラッシュコマンドについての詳細は、あとのページで解説しています。
コードの更新
本ボットを最新のソースコードに更新するには、以下のような操作を行ってください。
# ソースコードの更新
git fetch
git reset --hard <最新のバージョン>
# 依存関係の更新
npm install
# トランスパイル
npm run build
# 実行
npm run onlystart
Tips
トランスパイルと実行は一括して次のコマンドで行うこともできます。
npm run start