BGM 機能
(v3.7.0で追加)
あらかじめconfig.jsonに設定しておくことで、ユーザーが特定のボイスチャンネルに参加したときに、あらかじめ設定したBGMを、再生するように設定することができます。
設定には、JSONファイルを編集できる、最低限の知識が必要です。
特長
- 指定されたボイスチャンネルに、ユーザーが参加した際に、あらかじめ設定したBGMを自動的に再生開始できます。
- ボイスチャンネルを離脱した際に、自動的に切断できます。
- BGM再生をどれだけ優先するかを設定できます。
- 通常のキューとは切り離された、BGMキューを使用して再生します。
設定方法
設定には、config.jsonに、bgmというキーを持つオブジェクトを記述します。
具体的な設定例は、サンプルの設定ファイルをご覧ください。
bgmに記述するオブジェクトの内容は、サーバーIDのキーを持つオブジェクトです。ここでは、このオブジェクトに含まれる設定について解説します。
(カッコ内は、型です)
-
voiceChannelId(string)
BGMを再生するボイスチャンネルのIDです。 -
allowEditQueue(boolean)
BGM再生中に、ユーザーが通常のキューを編集することを許可します。これを許可すると、ユーザーはBGM再生を終了して、通常のキューから音楽を再生できるようになります。設定値:
true: 許可しますfalse: 禁止します
情報modeがonlyモード、もしくはpriorモードになっていた場合、このオプションは無視されます。 -
enableQueueLoop(boolean)
BGMキューのキューループを有効にします。これを有効にすると、BGMとして設定されたセットリストの再生が終了した際に、再度同じセットリスト再生します。設定値:
true: ループを有効にしますfalse: ループを無効にします
-
items(string[])
BGMとして、セットリストを設定します。
設定には、通常通りのURLのほか、ローカルにある音声ファイルも再生できます。その場合、package.jsonがある場所からのパスを指定してください。情報例えば、
package.jsonと同じディレクトリに再生したい音声ファイルaudio.mp3がある場合、./audio.mp3と指定します。情報BGMでの音声ファイルはローカルから再生することをお勧めします。
-
volume(number)
音量設定を行います。 -
mode("only"|"prior"|"normal")onlyモードでは、BGMの再生のみが行われます。この場合、ユーザーが再生したい楽曲をコマンドで再生することはできません。priorモードでは、BGM再生が優先されます。- 通常の再生を行っていた場合に、BGMに設定されたチャンネルにユーザーが参加した場合、自動的にBGMチャンネルに移動し、BGMキューの再生を開始します。
- BGM再生中に、別のボイスチャンネルから
再生コマンド等を使用しても、通常のキューでの音楽の再生を開始することはできません。
normalモードでは、BGMに設定されたチャンネルにユーザーが参加した際、すでに通常の楽曲を再生している場合には、何もしません。