キャッシュ
(v4.0.0で追加)
概要
ボットが快適に使えるよう、また、ボットが効率よく動作するために、ボットはキャッシュを使用するようになっています。
ボットのキャッシュの種類には以下の二種類があります。
メモリキャッシュ
- メモリに最低限のキャッシュを保存する機能です。
恒常キャッシュ
- 上のメモリキャッシュに加え、楽曲の一部の情報や、検索結果などを、
./cache
フォルダに保存するオプションです。
メモリキャッシュは、設定に関わらず行われますが、
恒常キャッシュはconfig.json
の設定から、
有効/無効にすることができます。
情報
恒常キャッシュは、ディスクの容量に余裕がある場合、有効にすることをお勧めします。
キャッシュ管理
ボットの各種キャッシュは、自動的に管理されるようになっており、通常は操作は必要ありません。
情報
恒常キャッシュの最大容量はconfig.json
の設定をもとに
管理されるため、恒常キャッシュを有効にした際は、この設定を確実に行ってください。
必要に応じて、メモリキャッシュおよび恒常キャッシュを 、コマンドから削除することができます。
なお、恒常キャッシュはコマンドから削除する必要はなく、手動で./cache
フォルダからキャッシュを消すことも可能です。
メモリキャッシュの数を確認する
メモリキャッシュの数を確認するには、
log basic
スラッシュコマンドの場合は、
/log content:基本情報
を実行します。
メモリキャッシュ数
が現在保持されているキャッシュの数、廃棄メモリキャッシュ数
が現在保持されているキャッシュのうち、利用されていなく破棄される予定のキャッシュの個数、 をそれぞれ表しています。
メモリキャッシュをすべて削除する
- ボットである特定の楽曲の再生がうまくいかなくなった場合
- ボットのメモリ使用量が異常に多い場合
このような場合は、メモリキャッシュを削除することで改善することがあります。
メモリキャッシュを全て削除するには、管理者が以下のコマンドを実行します。
invoke sp;purgememcache
恒常キャッシュの容量を確認する
恒常キャッシュの容量を確認するには、
log basic
スラッシュコマンドの場合は、
/log content:基本情報
を実行します。
恒常キャッシュをすべて削除する
恒常キャッシュを全て削除するには、管理者が以下のコマンドを実行します。
invoke sp;purgediskcache