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バージョン: v4.1

【環境別】Replit で使用する

危険

ここで紹介しているのは、セットアップの一例です。ご自身で利用される際は、Replitなどの利用するサービスの利用規約、プライバシーポリシー、およびヘルプセンターなどをご参照の上、自己責任の範囲でご使用ください。ここに記載されている内容は、あくまで参考です。
また、このボットやボットの開発者はReplitと提携等はしておらず、無関係です。Replitのサポートに、ボットについての問い合わせることはご遠慮ください。このガイドはReplitでの使用を促すものではありません。

情報

ここで紹介する方法は、「クローンして実行する」をベースにしています。 必ず「クローンして使用する」も併せてご確認ください。

危険

Replitのエディター環境は頻繁に変更されるため、プロジェクト作成時点でこの手順が使用できない場合があります。ここに記載されている情報は2023年3月25日時点の情報です。

Discord-SimpleMusicBotを Replit で実行する手順を説明します。

前提条件

  • Replitへの登録は完了しているものとします。
  • PCで作業していることを前提としています。
  • Replitで常時稼働する方法についてサポートはいたしません。

手順

1. Replを作成します

Replitのトップページで、右上にある+ボタンをクリックし、Create a Replの画面で、右上のImport from GitHubをクリックします。

  • GitHub URLの欄に、https://github.com/mtripg6666tdr/Discord-SimpleMusicBotと入力します。
  • LanguageNode.jsにします。

この状態でImport from GitHubをクリックして、完了するまで待ちます。

2. 最新のバージョンにリセットします

masterブランチは開発用ブランチなので、最新のリリースの時点にリセットします。
貝殻マークのShellに移動し、以下のコマンドを実行します。

git reset --hard <最新のバージョン>

<最新のバージョン>は、適宜現時点での最新バージョンに読みかえてください。

3. Node.jsのバージョンを確認します

貝殻のマークのShellに移動し、以下のコマンドを実行し、バージョンを確認します

node -v

Node.jsのバージョンが16.16以前の場合

Node.jsのバージョンがv16.16より古いバージョンの場合、新しいバージョンのNode.jsが使えるよう次のコマンドを実行してください。

npm i node@v16-lts --no-save

node: command not foundと表示された場合

node -vを実行すると、以下の表示がされることがあります。

node: command not installed. Multiple versions of this command were found in Nix.
Select one to run (or press Ctrl-C to cancel):
>

この場合、何もせずにエンターしてください。
そのあと、画面左のFilesの一番右のメニューからShow hidden filesを選択し、replit.nixを探し、以下の内容に変更してください。

{ pkgs }: {
deps = [
pkgs.nodejs-16_x
pkgs.nodePackages.typescript-language-server
pkgs.yarn
pkgs.replitPackages.jest
];
}

そして再度node -vを実行するとバージョンが表示されるはずです。万が一上の表示が出た際は、もういちど何もせずにエンターしてください。

4. 依存関係をインストールします

以下のコマンドで依存関係をインストールします

npm i

5. ソースコードをトランスパイルします

以下のコマンドでソースコードをトランスパイルします。

npm run build

6. ボットの各種設定を行います

ボットの各種設定を「ボットの設定について」を参考に行ってください。

  • .envファイルは作成せずに、Replitの画面左側のToolsの中にある、Secretsを選択して設定してください。 例えば、.envTOKEN=DISCORDのトークンとしたければ、keyTOKENvalueDISCORDのトークンを設定します。
  • config.jsonは、Replitの画面左側のFilesのところにあるNew Fileと出るボタンを押して、config.jsonを作成し、config.json.sampleをコピー&ペースとして設定してください。
  • config.jsonwebserverは必ずtrueに設定してください。

7. 画面上のRunから実行します

これで設定は完了です。

エラーが発生して動かない場合

Error: Cannot find module ...というエラーが発生して、ボットが起動しない場合は、以下の手順に従ってください。

  1. Replitの画面の左側のFilesの右にあるメニューボタンを押して、Show hidden filesを選択します。
  2. ファイルの一覧から.replitというファイルを探し、以下のように変更します
.replit
- entrypoint = "index.js"
+ entrypoint = "dist/index.js"