Docker Composeを使用する
docker-compose.yml
を利用し、MongoDB
の立ち上げまでを一括して行える、
Docker Composeを利用した方法を利用することができます。
また、この方法を使用すると、ボットの複数台の同時稼働も容易になります。
必要な環境
このボットを Docker、Docker-Composeで利用するためには、以下の環境が必要です。
- Dockerを利用できること
- CPUのアーキテクチャがAMD64またはARM64
情報
この方法を使用すると、基本的にlatest
タグが付いたイメージが使用されます。
イメージは、リリースノートが公開されてから、約30~40分後にビルドが完了し公開されます。
設定の手順
1. docker-compose.yml
を用意します。
ここから、
docker-compose.yml.sample
を入手し、適当なフォルダにdocker-compose.yml
として配置し、必要であれば適宜編集を加えます。
2. ボットの設定
ボットを実行するには、ボットのトークンを含む各種設定が必要です。「ボットの設定について」を参考に、設定を行ってください。
設定ファイルは適当な場所に配置します。その際はファイルのパスを控えておいてください。
.env
の内容は.env
を使用せずとも、docker-compose.yml
に直接記述することもできます。
# ...
bot:
image: ghcr.io/mtripg6666tdr/discord-music-bot:latest
# ...
environment:
- KEY=VALUE
# ...
3. docker-compose.yml
を編集します
.env
ファイルを利用する場合、.envファイルのパスを指定
のコメントの下の行を.env
のパスに書き換えます。.env
ファイルを使用しない場合は、environment:
以下に必要な環境変数を書き加えます。config.jsonのパスを指定
のコメントの下の行をconfig.json
のパスに書き換えます。- ログの保存先のフォルダを用意し、
ログの保存先を指定
コメントの下の行を、そのフォルダのパスに書き換えます。
3. 実行
以下のコマンドで、データベースを立ち上げ、ボットを実行します。
docker compose up -d